国際的な親善、連帯
 朝鮮総聯は、共和国の海外公民団体という立場から駐日公館との親善活動も積極的に行っている。
  毎年、朝鮮総聯中央会館で2月の祝日と建国節に際し、日本の政界、経済界、社会界、言論界の著名人士と駐日公館員、外国特派員と国際機構代表を招請して盛大な宴会を催している。
  近年、共和国とEU諸国、オセアニア諸国間の国交関係が拡大され、この招待宴には英国、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、フィリピンなどを含めて世界5大陸の外交代表が数多く参加している。
  朝鮮総聯と傘下団体は、世界平和理事会、世界民主青年同盟、世界民主婦人連盟、国際商業組合連盟、世界教職員連盟、国際記者同盟、世界科学者連盟をはじめ数多くの国際機構に加盟している。国連人権委員会、社会主義インターナショナルをはじめ日本と世界各地で開かれる様々な国際会議に朝鮮総聯代表あるいは共和国の委任代表の資格で堂々と参加し、国際的な親善を深めている。
  一方、チュチェ思想国際討論会、国際学術会議をはじめ様々な場に朝鮮総聯傘下の学者、研究者が参加し、国際親善競技、芸術祝典に朝鮮総聯の体育人、芸術家が参加して「民間外交官」としての役割をりっぱに果している。