コリアニュース 153 (2007.2.23)
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金桂冠外務次官、3月はじめに訪米か
連合ニュースは23日、金桂冠朝鮮外務次官が3月はじめにニューヨ−クを訪れヒル米次官補と2.13合意の履行問題を集中的に話し合うとワシントン発で伝えた。

また南朝鮮の宋民淳外交通商相も3月はじめに米国を訪問、ライス国務長官と会談するとのこと。

一方連合ニュースの報道によれば、米国では朝鮮による60日以内の各施設不能化を前提に、ライス国務長官もしくはブッシュ前大統領が訪朝する方案も検討されているという。

米国のネグロポンテ新国務副長官の東京、北京、ソウル訪問も3月初旬に設定されており、6者会談での合意をめぐる各国の駆け引きがいよいよ本格化するものとみられる。

ヒル次官補、ウラニウム・プログラムに否定的見解表明
クリストファー・ヒル国務次官補は22日ブルッキングス研究所が主催したセミナーで、朝鮮がウラニウム濃縮(HEU)核プログラムを通じて核兵器を確保、または確保できる技術水準に達していないとの見解を表明した。

ヒル次官補は「HEUプログラムは複雑なプログラム」で、「北朝鮮が実際に購入したものとわれわれが把握しているものより、より多くの装備が必要で、北朝鮮がすでに確保しているかを確信することができない相当な技術を要求する」と述べ、朝鮮がHEUプログラムを利用して核兵器を開発する水準にいたってないことを示唆した。

去る2002年10月ケリー次官補の訪朝を機に米国が「北朝鮮はHEU核プログラムを推進している」として「約束違反」を云々し強硬路線の口実にしたのは周知の事実。米CIAはこのとき、北朝鮮は2005年までに毎年2個以上の核爆弾を作ることができる兵器級ウラニウムを生産できる施設を建設していると主張していた。ヒル次官補の見解は、事実上これを否定するもの。

一方、最近朝鮮を訪問したオルブライト科学国際安保研究所(ISIS)所長は記者会見で、北朝鮮にHEUプログラムがあるとの主張について、イラクに核プログラムが存在するとの誤った結論を下し戦争に突入したことと比べながら、HEUに対する主張を再検討することを要求した。また同氏は、秘密HEUプログラムが存在することを裏付ける証拠はなく、「それは今ひとつの証拠不足の事例になりかねない」と指摘した。