コリアニュース 179 (2007.11.9)
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「テロとの戦いで、朝米間協力の象徴」、「テホンダン号」事件で朝鮮中央通信が指摘
 朝鮮中央通信は8日、ソマリアの海域で朝鮮の貨物船「テホンダン号」が海賊の襲撃を受けた事件に対する詳報を発表、米海軍の協力に謝意を表明した。

 同通信は、詳報で「われわれは米国がわが国の船員に協力を提供してくれたことに対しありがたく思っており、この事件はテロとの戦いで、朝米協力の象徴」と指摘、「われわれはこれからもテロに反対する戦いで国際的協力を続けていく」と強調した。

 海賊に襲われた朝鮮の貨物船救助に協力した米海軍の行動と、これに謝意を示した朝鮮中央通信の報道は、朝米間の良好な関係を反映したもので、核施設の無能力化にともなう米国によるテロ支援国解除に肯定的な影響を与えると見られる。

 朝鮮中央通信はこの詳報で、「あらゆるテロに反対するのは共和国政府の一貫した立場」であるとあらためて強調、テロ支援国解除を促した。

 朝鮮中央通信によれば、米海軍の駆逐艦「ジェイムズ・ウィリアム号」とヘリコプターが海賊と戦闘中の「テホンダン号」船員を支援、戦闘が始まって20時間ぶりに海賊が降伏した。

 また戦闘の過程で海賊1名が死亡、朝鮮の船員6名が負傷したが、米軍医が応急措置など医療上の協力を提供してくれた。

ブッシュ大統領、任期内3大課題のひとつに朝鮮問題挙げる
 ブッシュ大統領は7日に行ったドイツのRTLTVとのインタビューで、残る任期の12ヶ月間に解決すべき3大目標をどのように設定したのかとの質問に答え、朝鮮問題を課題のひとつに挙げた。

 これと関連、同大統領は、中国、韓国などと協力して北朝鮮問題に対処するのはもちろん、「北朝鮮だけではなく、極東全域で建設的な善隣関係を確固と維持できるよう外交政策に集中する」と説明した。

 同大統領は他のふたつの課題については、「国家を引き続き保護すること」と「エイズとマラリアの予防」を挙げた。(了)