コリアニュース 189 (2007.12.11)
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ニューヨーク・フィルハーモニックの平壌公演が決定
 米国の各メディアが10日付で報じたところによると、1842年に結成された米国の代表的な交響楽団であるニューヨーク・フィルハーモニックが来年2月、平壌でコンサートを行うことが決まったという。

 AP通信によると、同フィルハーモニックのザリン・メタ社長が今回の決定を「米国と北朝鮮との緊張が緩和している中での文化的突破口」と評したという。ワシントンポストは、ニューヨーク・フィルが「この冬、長い間越えることができないと思われた文化的国境を越えることになった」「歴史なコンサート」と絶賛した。

 ニューヨーク・タイムズによると、訪朝団には楽団員やスタッフのみならず外国のジャーナリストも含まれ、規模は総勢250人程度になるという。

 すでに予定されている中国でのコンサート・ツアーを終えた直後、平壌に2泊3日で滞在し2月26日にコンサートを行うという。翌日にはソウルに向かいコンサートを行う予定だという。

 具体的な日程ついては、ボルグエンダー会長とメタ社長が11日(日本時間12日)にリンカン・センターのアイベリ・ホールで記者会見を開き公式に発表することになるが、会見にはクリストファー・ヒル米国務次官補とともに、なんと在ニューヨーク朝鮮代表部の朴吉淵国連大使も参加するという。

 米国務省のコンザロ・ガレコス副スポークスマンは10日の会見で「米国と北朝鮮は10.3合意で両国間の交流を拡大していくことにした」としながら、「米国政府は北朝鮮との文化交流を奨励し続ける」と述べた。

 1956年にボストン・シンフォニーがソ連ではじめてコンサートを行い、米ソの雪解けを演出し、フィラデルフィア・オーケストラが、ニクソン大統領の歴史的な訪中後の1973年に中国ではじめてコンサートを行いったが、中米関係正常化を促進させたが、今回のニューヨーク・フィルハーモニックの平壌公演はそれに匹敵する「オーケストラ外交」になろう。2月にニューヨーク・フィルハーモニックが中国大陸と朝鮮半島をまたにかけて奏でる美しい調べが、東北アジアの平和と友好を演出するのは間違いない。