| コリアニュース 198 (2008.2.29) | |
| ニューヨーク・フィルハーモニック平壌公演を契機に、核交渉進展か | |
| ニューヨーク・フィルハーモニックによる歴史的な平壌公演を前後して、6者会談参加主要国の動きが活発になっている。 聯合ニュース(28日)によると、ライス米国務長官は27日、日本のマスコミや同行取材団との懇談会で、「私は正直、核交渉が本当に停滞しているとは思わない」、「雰囲気は悪くないし、交渉が危機に陥ったとは見てない」と強調し、「(核交渉では)一部前進があった。無能力化における前進は続いており、今後もそうなるであろうと期待している」と述べた。そして、「ヒル次官補を北京に残して、議論を続けるのが良いと考えた」と説明し、「第二段階の遅れにまったく落胆していない」、「時限も重要だが、しっかりと申告することがより重要である」とも述べ、今後の交渉の行方を楽観していることを示唆した。 連合ニュース(28日)は、他にも北南、米、中国など6者会談の主要メンバーは最大の懸案である核プログラムの申告と関連し、複数の「受け入れ可能な案」について集中的に調整しており、北も相当、融通性のある姿勢を見せていることが明らかになったと伝えた。 また、一部の専門家の話として、▲まず北朝鮮が正確に申告できる部分から申告するようにし、核申告を年代別に細分化して完全な核申告がなされるまで信頼を重ねるという案、▲北朝鮮が主張する「UEPはない」という立場を一旦、受け入れ、この問題を核申告書に含まず別途の方式で解明するようにする案、▲無能力化・申告を区分し、無能力化についての相応措置として、テロ支援国指定解除や敵性国交易禁止法適用除外の中一つを履行し、残りは「完全で正確な核申告」がなされた後に行う案などが提示されていると紹介している。 伝えられている内容の真偽は定かではないが、複数の外交消息筋は「北朝鮮の核に関する協議が膠着しているように見えるが、北朝鮮と米国間、そして中国、韓国などが、現状を打開するための多様な案を出し、折衷を模索している」といい、「特に、最も重要な争点であるウラン濃縮プログラム(UEP)問題と関連し、北朝鮮側の立場もなるべく配慮する内容の申告アイディアが模索されている」としている。朝鮮と米国、中国の間で水面下の活発な交渉が行われているのは確かのようで、順調に行けば近い将来なんらかの建設的な結論が出るかもしれない。 |
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