コリアニュース №228 (2008.5.23)
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米上院、朝鮮に対する「グレーン修正法」適用留保と6800万ドルの経済支援予算承認
 米下院が5月16日に、核実験実施国に対する予算支援を禁止している「グレーン修正法」の朝鮮への適用を留保する法案を通過させたのに続き、米上院でも22日、同法案が通過し、朝鮮に対する経済支援のために策定された1500万ドルの予算と、寧辺核施設の無能力化に対する経済的補償措置として提供される重油費用のための5,300万ドルの予算を含む2008会計年度の予算法案が、賛成70、反対26で可決された。

 ブッシュ政権は当初、議会に朝鮮への経済支援の予算として200万ドルを要請していたが、上院が割り当てた額はその7.5倍も多い。ブッシュ政権は元々、朝鮮への重油提供予算として1億600万ドルを申請していた。議会は前回の予算審議でその半分のみ認め、残りの半分は朝米交渉の進行状況を見ながら決めることになっていたが、17日に50万トンの食糧支援計画を発表するなど、朝米関係が急進展する中、議会がそれを評価したといえる。

 ヒル米国務次官補は、韓米経済研究所が主催した22日のセミナーで、朝鮮が申告書を議長国・中国に提出した後、早いうちに6者会談の予備会合が開かれると述べており、ロイター通信(22日)は、ヒル次官補は中国とロシアを訪問する「来週中に北京で朝鮮側の高官と会うことになる」と報道した。

 6者会談で2007年10月4日に合意された第2段階の行動措置の終了が大詰めを迎えようとしている中、19日にワシントンで行われた米・「韓」・日の6者会談代表者会合では、米国と南の代表が、「拉致」を口実に6者会談の合意を唯一履行していない日本に対し、「朝・日関係改善のために日本がまず行動を起こす方法を考慮するよう要請した」(ニューシス5月22日)という。南の外交通商部の高官によると「日本は出来るだけ速やかに経済・エネルギー支援に参加したいという意志を明確にした」という。岐路に立たされ立ち往生してきた日本もいよいよ、選択を迫られている。

超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」が発足
 5月22日午後、超党派の国会議員を網羅した「日朝国交正常化推進議員連盟」の設立総会が衆議院会館で、自民、民主、公明、共産、社民、国民新党の衆参両院の国会議員、約40名の参加のもとに開かれた。総会では、議連立ち上げの趣旨説明があり、役員と活動方針が決められた。議連は、日朝平壌宣言に基づき、朝・日両国間の懸案問題を包括的に解決し、朝・日国交正常化と地域の安全保障のために、超党派の国会議員が結束して、積極的な議員外交を展開することを目的としているという。総会では、自民党元副総裁の山崎拓衆議院議員が会長に選ばれ、各党から顧問と副会長がひとりずつ選出された。議連の役員は別紙のように重厚な布陣となっており、今後の活躍が期待される。(了)