コリアニュース №397(2010.9.15)
印刷
ボスワース氏、朝米接触を経た6者会談再開に期待
 聯合ニュースによると、スティーブン・ボスワース米国務省朝鮮政策特別代表は13日、訪問先の南朝鮮でシン・ガンス外交通商部外務次官と会談した後の記者会見で「我々は朝米接触を経て究極的に6者会談につながる多者接触がなされることを期待する」と述べた。

 ボスワース特別代表の発言は先月訪朝した中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が、自民党の加藤紘一元幹事長を団長とする国会議員訪中団との会談で、「米朝協議、非公式の予備会合、公式協議という三つの段階を踏むことで(関係国間での)合意ができている」と述べた内容と合致するもので、今後の推移が注目される。

 報道によれば、ボスワース特別代表にソン・キム6者会談担当大使も同行。シン氏のほか、玄仁澤(ヒョン・インテク)統一相や6者会談の南朝鮮首席代表、魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長と相次いで会談し、シン氏との会談冒頭、「そう遠くない将来に(朝鮮との)対話に戻れると楽観している」と発言したという。

 ボスワース代表は今日(15日)北京を訪問する予定。 予定になかった李明博大統領のロシア訪問  南朝鮮のハンギョレ新聞は9日、南朝鮮の李明博大統領が同日から二日間の日程でロシアを突如訪問し首脳会談を行ったことについて、両国関係に明るい外交消息筋の話として、「ロシア政府関係者が『事実としては我々が(李大統領)を招請したのではなく、南朝鮮政府側が先にヤロスラブリ(ロシア中部の古都)での世界政策フォーラムに参加すると知らせてきたので、ロシア訪問が実現した』と言っていた」と伝えた。同消息筋はまた、「いずれにせよ11月にソウルで開かれるG20(主要20カ国首脳会議)と日本で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力首脳会議)で南朝鮮とロシアの首脳が会うことになるにもかかわらず、南朝鮮政府が予定になかった李大統領のロシア訪問になぜ積極的なのか、ロシア側は気になるようだ」と語った。

 一方、ドナルド・グレッグ元南朝鮮大使は先月31日、ニューヨークタイムズへの寄稿で、天安艦事件に関するロシアの調査結果がなぜ公表されないのかについて、「信頼できるロシアの友人」が「それが(公表されれば)李明博大統領への相当な政治的ダメージとなり、米国をも困らせるであろうからだ」と語ったことを明らかにしている。(Korea News No.396参照)  南朝鮮政府は、今回のロシア訪問は「メドベージェフ大統領の特別招請によるものだ」としているが、この時期になぜ、今年の外遊予定になかったロシアを突如訪問したのか、様々な憶測を呼びそうだ。(了)