コリアニュース №399(2010.11.09)
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朝鮮と中国間の本格化する経済協力と深化する「血の友誼」
 金正日総書記による5月と8月の中国非公式訪問とその際に行われた朝中首脳会談を契機に、朝鮮と中国との「血で結ばれた友誼」が深化し、経済協力も本格化し始めている。

 10月10日の朝鮮労働党創建65周年に際し、周永康中国共産党政治局常務委員を団長とする中国共産党代表団が訪朝し金正日総書記とともに記念式典に参加したのは周知の事実であるが、代表団に孫政才吉林省書記、陳希遼寧省副書記、杜宇新黑龍江省副書記など東北3省の責任者が含まれていたことに注目が集まった。

 また、10月16日から8日間の日程で、直轄市の平壌、南浦、特別市の羅先市と9つすべての道の朝鮮労働党責任書記からなる代表団が北京、上海、吉林、長春、ハルピン、丹東を訪れた。そして11月1日からは7泊8日の日程で、崔永林総理を団長とする朝鮮政府代表団が吉林省の長春と吉林市、黒龍江省のハルピン、遼寧省の瀋陽と大連など、金正日総書記が5月と8月に非公式訪問した中国東北三省の主要都市をすべて訪問した。30人を越える大型政府代表団には、経済担当の盧斗哲副総理をはじめ国土環境保護相や都市経営相などの経済政策を主導する人々が多く含まれていたという。朝中間の経済協力が本格化しようとしている。

 一方、10月23日から27日まで、中国の国防政策を統括する共産党中央軍事委員会の郭伯雄副主席が訪朝し、25日には平壌で行われた中国人民支援軍の朝鮮戦争参戦60周年の式典に金正日総書記とともに参加した。同じ日、中国の北京では中国共産党中央軍事委員会の副主席に選出されたばかりの習近平国家副主席が人民大会堂で老兵たちを招いて開かれた「抗美援朝戦争参戦60周年座談会」で「偉大な抗美援朝戦争は平和を守り侵略に立ち向かった正義の戦争であった」と言明し、「中朝両国人民と軍隊が団結して抗美援朝戦争で偉大な勝利をおさめた」としながら、それは「世界平和と人類の進歩を守り抜いた偉大な勝利である」と宣言した。
また中国では最近、朝鮮戦争勃発60周年を記念して朝鮮戦争に関する解説書が中国人民解放軍出版社から発行されたという。そこでは1950年6月25日の朝鮮戦争勃発の二日前である23日にダレス国務長官(当時)が38度線を視察した写真とともに米国側が北進を計画していたことや1948年8月以降、戦争勃発まで38度線付近で2千回に及ぶ大小の戦闘が南北間で繰り広げられていた事実などが明らかにされているという。さらに最近、中国のテレビでは、毛沢東主席の長男で朝鮮戦争に参戦して戦死した毛岸英氏を主人公にしたドラマが始まり人気を博しているという。朝中両国間の「血の友誼」はここに来て確固たるものとなりつつある。(了)