コリアニュース №450(2011.10.24)
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朝米両国代表、同じホテルに滞在、頻繁に接触が可能
第二回朝米協議が24日から二日間、スイスジュネーブで始まり、両国の代表団は同じホテルに宿泊することで注目を集めている。

今回のジュネーブ会談は、両代表が同じホテルで滞在することにより双方は頻繁に接触する可能性が指摘されている。

金桂寛第1外務次官、李根外務省米州局長、チェ・ソンヒ副局長ら朝鮮側代表団は、22日、夜にジュネーブ空港に到着しケンピンスキーホテルに向かった。23日には、ボズワース北朝鮮担当特別代表らが到着し、やはり同じホテル滞在する。ボズワース代表の後任のデービース国際原子力機関(IAEA)担当大使も、オーストリアのウィーンから代表団に合流した。

外交筋によると朝米両国が第三国で協議をしながら、同じホテルで滞在するのは今回が初めてであり、異例としながら、「宿泊施設がどこであるかを知らずに来ていない」と述べ、事前に、双方が合意をしていたことを示唆した。これにより両国代表は24〜25日までに2回の公式会談に加えて、ホテル内で頻繁に非公式接触を持つことが可能になる。

金桂寛第1外務次官はホテルで記者の質問に対しては「協議後にわかります」と具体的に言及を避けたが、米国務省関係者は、「24日午前、ジュネーブで米国代表と最初の協議を行い二日目は朝鮮代表部で会うことになる」としながら、会談は午前と午後の二回に分けて実施する予定であると述べた。

 両国はまた、24日にワーキング・ディナー形式で夕食を共にし、継続して協議を行う方針だと伝えた。(了)

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