コリアニュース №512(2013.7.16)
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「朝鮮の核兵器保有は自衛のため」中国人民解放軍将校
  7月15日のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、中国人民解放軍の現役将校で中国戦略文化促進会の秘書長である羅援氏が今月4日に中国記者協会で行った講演で「核兵器を開発し戦争の脅威を煽るなど、北朝鮮は北東アジアの”トラブルメーカー”ではないか」との海外メディアの質問に対して、朝鮮の核兵器保有は自衛のためであるとしながら、朝鮮も当然、核兵器保有の権利を享有すべきだと述べたという。

 報道によると羅氏は記者たちに、日本と南朝鮮は米国の核の傘の保護下にあるので事実上の核保有国であり、したがって朝鮮の核保有は自衛のためであると主張した。

 特に羅氏は、朝鮮が核を放棄するためには、まず米国が朝鮮にも核の傘を提供するか、あるいは南朝鮮と日本に提供している核の傘を撤収し、南北朝鮮と日本などの3カ国が核問題で公平であることが条件だと述べた。 また、朝鮮は米国が自国にかぶせた、「ならずもの国家」と「テロ支援国家」という二つの帽子を取り除くことを希望しており、まずは米国との国交正常化を優先的に望んでいると述べた。

 先月行われた中米首脳会談(6/7)と中「韓」首脳会談(6/27)で、両首脳が「北朝鮮の非核化」に向けた認識を共有したと喧伝されている中、羅氏の発言に注目が集まっている。 (了)
●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

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