コリアニュース №631(2015.12.3)
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朝鮮外務省スポー クスマン 「米国は前提条件 なしに平和協定締結問題から論 議すべきである」

 朝鮮外務省スポークスマンは21日、国連総会第70回会議3委員会で反共和国「人権決議案」が強行採択されたことに関する談話を発表した。

(以下、全文)  朝 鮮外務省スポークスマンは3日、 朝鮮半島の非核化と6者会談再 開に関連して旧態依然な主張が 繰り返されていることと関して 談話を発表した。

(以下、全 文)  最 近、われわれの周辺で、朝鮮半 島の非核化と6者会談再開と関 連して旧態依然な主張が繰り返 されている。

周知 のように、われわれは朝鮮半島 で戦争の危険を無くして緊張を 緩和し、平和的環境を整える為 に停戦協定を平和協定に替える 公明正大な立場を繰り返し明ら かにした。

これ に対して米国は停戦協定を平和 協定に転換する前に、まず非核 化で重要な前進があるべきだと の主張に固執し、いまだに四方 を徘徊しながら非核化と6者会 談の再開について騒いでいる。

歴史 を振り返ると、われわれは二者 や多者で非核化の議論を先行さ せてみたり、非核化と平和協定 締結問題を同時かつ包括的に討 議してみたが、解決されたこと は何もない。

論理 的にみても、われわれの生存自 体を脅かしている米国の敵視政 策が継続し、朝米が交戦関係に ある今日の現実の中で、われわ れが一方的に先んじて武装解除 してこそ平和が訪れるという、 米国の主張に納得する者は誰も いない。

平和 協定の締結問題と非核化問題を ごちゃ混ぜにすると、どちらも 解決できないということは、実 践を通じで如実に証明された真 理である。

平和 協定が締結され、すべての問題 の根源である米国の敵視政策の 終焉が確認されれば、米国が憂 慮している事柄も含めたその他 すべての問題が妥結できる。

平和 協定締結の実際的な責任ある当 事者の朝米が前提条件なしに対 話のテーブルにつき、平和協定 締結問題から論議すべきであ る。

米国 はまやかしの手を使うのではな く、平和協定締結のための朝米 対話に速やかに応じるべきであ る。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

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