コリアニュース №790(2019.6.13)
印刷
金正恩党委員長、李姫鎬女史の逝去に際し遺族に弔電と弔花を送る

朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩朝鮮労働党委員長は12日、故金大中元大統領の夫人・李姫鎬女史の逝去に際し、遺族に弔電と弔花を送った。

 金与正党第1副部長が委任により12日午後、板門店を訪れ弔電と弔花を南側に伝達した。

南側から青瓦台の鄭義溶国家安保室長、徐虎統一次官、金大中平和センターの朴智元副理事長らが出向いた。

 青瓦台スポークスマンによると、この席で第一副部長は、「金正恩委員長が李姫鎬大統領夫人については格別な感情をお持ちになり、第1副部長が南側の責任ある人物に直接弔意を伝えるのがいいとおっしゃった」しながら、「どうかご遺族が、悲しみを乗り越え、金大中大統領と李姫鎬女史の意志を受け継いで行かれることを願う」と述べた。

青瓦台スポークスマンによると、金正恩委員長は李姫鎬女史の遺族に送った弔意文で「金大中元大統領の夫人李姫鎬女史が死去したとの悲しい知らせに接して遺族に深い哀悼と慰労の意を表する」としたうえで、「李姫鎬女史が金大中元大統領と共にあらゆる苦難と風波を経て民族の和解と団結、国の平和と統一のために傾けた献身と努力は自主統一と平和繁栄の道へ進んでいる現在の北南関係の流れの貴重な肥やしになっており、全同胞はそれを永遠に忘れないでしょう」と指摘した。

(了)

●「朝鮮中央通信社」(日本語) http://www.kcna.kp/goHome.do?lang=jp

●エルファテレビ  http://www.elufa-tv.net/


是非アクセスしてご覧下さい