日本放送協会取材団に接見する
金日成主席 (1977.7.3)


両国人民の利益に合致すること


金日成主席は、1977年7月3日、日本放送協会緒方彰解説委員長を団長とする取材団一行と会見して彼らの質問に答え、朝日両国間貿易に関する問題についても明確な回答を与えた。

主席は、日本が朝鮮にもある物をわざわざ遠方の地で買って来るよりも、朝鮮で買えば運賃も安くて、朝鮮の方もまた必要な物を近くの日本で買えば良いとし、朝日両国の貿易を進めるのは両国人民の利益に合致する、両国人民の利益に合うように貿易を発展させるには、日本政府がわが国に対する非友好的な政策を放棄し、平等と互恵の原則を守ることが重要だと強調した。

主席は、日本の人士と会ったさまざまの機会に、朝日両国間の貿易の増進は両国の人民にとってともに有利である、と強調している。